入社して数年経つと、ふとこんなことを感じませんか?
「うちの会社、制度はあるのに、誰も使ってなくない…?」
「福利厚生って、実際どうやって活用すればいいの?」
私自身もそうでした。制度はあるのに、使い方も知らないし、使っていい空気もない。でも6年目に突入した今、「これはもっと早く使っておけばよかった…!」と心から思う社内制度もいくつかあります。
今回はそんな実体験をベースに、社内制度を“ちゃんと自分の味方にする方法”をリアルにまとめてみました。
1. そもそも制度を「把握」してない人が多すぎる
最初にぶっちゃけると、ほとんどの人が制度を「知らない」です。入社時のオリエンで説明を受けた気もするけど、正直覚えてない。社内ポータルに載ってるのは知ってるけど、わざわざ見に行かない。これ、普通です。。。
でも「知らない=使えない」。だからまずは制度の一覧を自分の目で確認することが大事。
おすすめは、
- 社内ポータルで「福利厚生」「社内制度」で検索
- 総務・人事に「制度って一覧ありませんか?」と聞いてみる
- 同期や先輩に「使ってる制度ある?」と聞く
意外と「あれ便利だよ!」って生の声が聞けます。
2. 使わないと損な“神”福利厚生ベスト3
うちの会社で「もっと早く知っておけばよかった…」と後悔した福利厚生、3選を紹介します。
1:健康診断のオプション無料
実は…希望すれば人間ドック並の検査が無料でつけられるんです。でも希望しないとただの一般検査。しかも申し込み〆切は社内ポータルの一文だけ。
私の会社は、歯科検診も無料でつけれる!
→ 気づかない人、多すぎ問題!
2:書籍購入補助(月3000円)
「業務に関係ある本ならOK」とのことだったけど、実際は自己啓発やビジネス書でもいける範囲が広い。
→ 1年使えば3万円の自己投資。でかい。
3:宿泊補助 or 福利厚生サイトの割引
リロクラブとかベネフィットステーションを導入してる会社は多いけど、「登録して放置」な人が大半。でも温泉旅館とか映画の割引、本当に使える。
私の会社はリロクラブを導入してます!
その辺のレストランは10%オフになるし、映画は500円オフ(高校生料金!)
→1回の金額は大したことないかもですが、ちりつも。
3. リモートワーク制度は「使い方次第」で差が出る
コロナ禍以降、在宅勤務が当たり前になってきましたよね。でも、「家でやるとダラけるから出社する派」もいれば、「在宅フル活用で生産性アップ派」も。
ここで重要なのは、自分に合った使い方を見つけること。
▼ 私がやってる活用法:
- 火曜と木曜は在宅、他は出社(睡眠時間が長い日を作れて効率UP)
- 在宅の日は午後にオンライン会議を入れない(集中タイムにする)
集中できない人は、逆にオンライン会議を入れちゃえば会議するだけ - カフェやコワーキングもたまに使って気分転換
「在宅=ずっと家」は逆に非効率なこともあります。会社の制度がOKなら、働く場所を工夫してパフォーマンスを上げるのも立派な“活用術”です。
4. 制度を使う“空気感”をどう乗り越えるか
よくあるのがこのパターン:
「使いたいけど、なんか“遠慮しちゃう”」
特に若手のうちは「制度使ってる=ラクしてる」と思われたくない…と感じる人も多い。
でも、それは勘違い。
制度は会社が“使ってもらう前提”で用意しているもの。遠慮せず、堂々と使ってOKです!
むしろ、制度を使って成果を出せば、「あの人はちゃんと自分で働き方をデザインしてるな」と評価も上がります。
でもある程度は臨機応変にして悪目立ちはしないように注意、、、
6. 意外と知られてない“時間の制度”を活用せよ!
福利厚生や在宅勤務だけでなく、「時間」に関する制度も実はかなり便利です。以下、僕が実際に使って「これは助かる」と思った制度を紹介します。
◆ フレックスタイム制度:朝が弱い人の救世主
うちの会社ではコアタイムが11時〜15時に設定されていて、始業と終業の時間はある程度自由。
たとえば:
- 眠れなかった日や飲みの次の日は10時に出社
- 午前中に通院して午後から仕事
- 朝活して8時から仕事→早く終わらせて自分の時間
など、生活リズムに合わせて働き方を調整できるのが魅力です。
◆ 半休制度:ちょっとした用事にも使える
「1日休むほどじゃないけど、午前or午後に予定がある…」というときに便利なのが半休。
・役所や病院
→結構使ってる人多い!(ほんとでも寝坊でも)
・親の送り迎え
・午前中にしか予約が取れなかった美容院
など、「このために1日休むのはもったいない」ってときに、めちゃくちゃ便利です。
◆ 時間単位年休(時間休):神すぎる柔軟性
これが導入されてる会社はラッキーです。私の職場では1時間単位で有給が取れる制度があります。
たとえば、
- 16時に退勤して役所へ
- 朝9時からじゃなく10時から出勤
- 午後に1時間だけ抜けて買い物へ
など、「ちょっとだけ休みたい」が叶う制度。会社によっては半日ずつしか取れないところもあるので、これは本当に助かります。
フレックスとの違いは、時給が発生するかしないか。
残業が多くて怒られそう→フレックス、少しでも稼ぎたい→時間休など、使い分けましょう!
7. 時間制度を“味方にできる人”が仕事もうまくいく
フレックス・半休・時間休って、使い方次第でQOL(生活の質)が爆上がりします。
たとえば私は、「残業が多くなった次の日は10:00出社にしてしっかり休む」「金曜は16時に退勤してジムに行く」といった使い方で、疲れを溜めずに1週間を乗り切るリズムを作っています。
大事なのは、「制度は“休むため”だけじゃなく、パフォーマンスを上げるために使っていい」ということ。もちろん休むためでも全然OK。
5. まとめ:制度は“気づいたもん勝ち、使ったもん勝ち”
社内制度って、正直「めんどくさい」「使い方がわからない」「周りが使ってなくて使いずらい」と感じるもの。でも、それを乗り越えて使ってみると、圧倒的に働きやすくなるんです。
- 健康管理が充実する
- 自己投資にお金がかからない
- 働く環境を自分で整えられる
これって実は、転職では得られない“社内資産”かもしれません!
私の会社は比較的充実しているので、将来子供が出来たりすることを考えるとなかなか手放せない、、
最後に
「なんか最近、仕事しんどいな」と感じたら、まず社内制度を見直してみてください。もしかすると、それを活用するだけで、今の働き方がグッと楽になるかもしれませんよ。