1.はじめに
IT業界って、なんだかんだでキツいイメージが強いですよね。でも、その中でも「ユーザー系IT企業」って割とホワイト寄りって聞いたことありませんか？実際に働いてみると、確かに働きやすさを感じる部分も多いです。ただ、一方で課題もいろいろあるんですよね。今回は、ユーザー系IT企業の働きやすさと課題について、ざっくばらんに語っていきます！
2.ユーザー系IT企業ってどんな会社？
ユーザー系IT企業は、一般企業の情報システム部門が独立してできた会社のことが多いです。例えば、銀行のIT部門が分社化してできた会社や、大手メーカーのIT子会社などがこれにあたります。
特徴としては、親会社（親元の企業）がしっかりしているので経営が安定していることが挙げられます。また、IT業界の中では比較的「穏やか」な雰囲気があるのもポイントです。
実際、わたしが務めている会社の先輩や上司など、厳しいことは言うものの、
めちゃくちゃ優しい、、、
会社全体で見ても、怖い人はほぼ０という印象です！
3.ユーザー系IT企業の働きやすさ
労働環境がホワイト寄り
ユーザー系IT企業の多くは、親会社のルールや労働環境を引き継いでいるため、残業時間が少なめで、休日もしっかり取れるところが多いです。フレックスタイム制やリモートワークが整備されている企業も多く、ライフワークバランスを保ちやすいのも魅力。
わたしも飲んだ次の日は10時出社とか、リモートとか！
有給も年に30日くらいもらえるので、月２でとっても余ってしまいます。
仕事の安定感がある
受託開発やSIerと違い、基本的に親会社のシステムを担当するため、無茶な納期や炎上プロジェクトが少ない傾向にあります。また、親会社の案件があるので、仕事が急になくなるリスクも低めです。
こんなこと言ったら会社に怒られるかもしれませんが、
納期がけっこう緩めな印象、、、
もちろん大きいプロジェクトはそれなりに大変そうですが、
ほぼ会社のシステムは出来上がっているためほとんどない！
給与・福利厚生が充実
親会社と同じ給与体系だったり、福利厚生がしっかりしていることが多いのもメリット。大企業の制度をそのまま利用できることもあるので、住宅補助や退職金などが手厚いケースも。
わたしは家賃補助月２万程度だけど、もらえないよりはいいかなと。。。
転勤がない
そこらへんのSIerやベンダーだと、「客先常駐」といって、
契約している会社で勤務するので、結局働くところはバラバラ。
それに比べてユーザー系ITは、ほぼ自社ビルでの勤務なので、
勤務地が変わることはめったにありません！
客先常駐される側です。
でも逆にいうと、常駐するとき、設備が整っている会社が常駐先にあたれば、
自分の会社のビルで働くより快適にすごせるかも！
4.それでもある課題
成長機会が少なめ
ユーザー系IT企業は、基本的に親会社のシステム運用・保守がメイン。そのため、新しい技術や最新のトレンドに触れる機会が少なく、「エンジニアとしての市場価値を上げにくい」と感じることも。新しい技術を学びたいなら、自発的に勉強したり、社外の勉強会に参加する必要があります。
わたしの会社も、開発などは２次受けの協力会社に投げてしまうので
あまりプログラミングをしません！
なので、「ITすごい！」とよく言われるのですが、スキルはほぼ０、、、
でも最近は1,2年目は強制的に開発をメインでやらされるところも多いみたいなので、
多少はわたしが入社した時よりいいかも！
キャリアパスが限られる
社内SE的なポジションが多いので、キャリアパスの選択肢が限られがち。例えば、親会社との関係性が強すぎて「出世しても親会社の顔色を伺うだけのポジションになる」とか、「エンジニアからマネジメントに行く道しかない」といったケースも。転職を考えたときに、スキル的に不安を感じることもあります。
親会社の影響が大きすぎる
親会社がすべてを握っているので、独自の意思決定がしにくいのが課題。プロジェクトの方針が親会社次第でコロコロ変わったり、親会社の文化に染まる必要があることも。特に、親会社の「お偉いさん」が現場を理解していないと、無駄な会議や謎ルールが増えてストレスになることもあります。
組合いに「副業OKにして！」という声がたくさんあったらしいですが、
「親会社がだめだからうちもだめ！」と言われ、普通に却下されたり。
親会社次第なのは、いいところもあり悪いところもありますね、、、
5.まとめ
ユーザー系IT企業は、安定していて働きやすいけど、成長やキャリアパスには注意が必要という特徴があります。ゆるく働きたい人には向いていますが、バリバリスキルアップしたい人には物足りなさを感じるかも。
とはいえ、企業によって環境は違うので、自分に合った働き方ができるかどうかを見極めるのが大事ですね！
みなさんはどう思いますか？
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